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中野相続裁判は平成19年9月8日に亡くなった母親(東京都中野区)の生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男と配偶者を訴えた訴訟です(平成20年(ワ)第23964号 土地共有持分確認等請求事件)。中野相続裁判は母が亡くなった一年後に始まりました。この裁判によって長男が入院中の母親の経鼻経管栄養の流入速度を勝手に速めたことや治療を拒否したことが明らかになり、立正佼成病院附属佼成病院事件につながりました。

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パク・ソヒ著、佐島顕子訳の韓国漫画『らぶきょん LOVE in 景福宮』(新書館)が、2月24日発売の第27巻で完結した。『らぶきょん』は韓国ドラマ『宮 -Love in Palace-』の原作であるが、漫画はドラマとは異なる奥行を見せた。

『らぶきょん』は現代の韓国に皇室が存続していたら、という架空設定でイマドキの女子高生シン・チェギョンが皇太子妃になるというシンデレラ・ストーリーである。ドラマが日本でも放映されるや、『冬のソナタ』など中高年中心であった韓流ブームを少女にまで広げた(林田力「通販でゲットできる! 韓国ドラマのヒロインのファション大考察」日刊サイゾー2011年8月9日)。

原作以上にドラマで知られている作品であるが、原作には原作の味がある。ドラマはラブコメを基調にしながらも、シリアスなシーンではシリアスに徹し、視聴者を泣かせた。これに対して漫画はシリアスなシーンでもギャグや作者の突っ込みが入り、シリアスに徹していない。ドラマに感動した向きには残念な演出になるが、お涙頂戴で安易な人気取りを目指さない作品の芯の強さが存在する。

ストーリーはドラマ以上に深刻である。皇太子夫妻は完全に破局し、離婚する。一般人に戻ったチェギョンには新しい彼氏もできる。これが最終巻の開始した状況である。愛する二人をもってしても、皇室という制度が高い壁となっている。シンデレラ・ストーリーで終わらない、社会の壁にぶつかって葛藤する現代女性の物語になった。

ドラマでは渋い父親になっている皇帝であるが、漫画では若作りで、アイドル好きという属性もある。チェギョンとシン王子、ユル王子、ミン・ヒョリンら若者中心の物語であったドラマに対し、漫画では皇帝が義姉との愛憎入り混じる対決に主体的に関わり、皇帝と皇后の物語にもなっている。

ドラマでは最後に改心して身を引くというステレオタイプな悪役のユル王子母子であったが、マンガでは過去の罪を直視しながらも、ふてぶてしさを保っている。このポジションは珍しい存在である。一般に敵役は過去を反省せずに悪事を繰り返す悪人か、罪を認めて主人公の信奉者に豹変する節操なしに二極化する傾向がある。

ドラマでは人気歌手のキム・ジョンフンが演じ、シン王子派とユル王子派に人気を二分するほどの人気があったユル王子であったが、ユル王子派からすればユル王子が可哀想すぎて救われない展開であった。マンガでもユル王子のラストは自意識過剰すぎて別の意味で可哀想であるが、その自信と明るさは救いである。(林田力)
http://hayariki.net/manga.htm#2
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『パラダイス牧場』は東方神起のチャンミン初主演の韓国ドラマである。財閥御曹司のハン・ドンジュ(チャンミン)とイ・ダジ(イ・ヨニ)は大恋愛の末に周囲の反対を押し切って結婚するが、半月で破局する。それから6年後、ダジは済州島のパラダイス牧場で獣医と馬の調教師をしていた。リゾート開発のために済州島を訪れたドンジュはダジと再会する。
当初は反発するドンジュとドンジュにハンサムなユンホ(チュ・サンウク)、ドンジュにアプローチするジニョン(ユ・ハナ)とラブコメ定番の四角関係が展開される。さらに済州島の美しい自然を背景に、自然や住民の生活を破壊するリゾート開発業者との攻防がドラマを深めている。劇中では開発反対運動のデモまで描かれる。
リゾート開発が住民を苦しめることのないようにするとのドンジュの言葉が印象的である。これは現実業者の姿勢とは大違いである。たとえば東急電鉄は静岡県のゴルフ場・ファイブハンドレッドクラブや別荘地ファイブハンドレッドフォレストの下水処理コストを近隣住民に添加させているとして住民から反発を受けている(林田力「東急電鉄がニュータウン管理組合と係争=静岡(上)」PJニュース2010年11月15日)。
ドラマでは「リゾートマンションの開発で住民も豊かになる」という開発業者の欺瞞的なセリフも飛び出す。エンタメ色の高い作品でも社会派的視点を忘れない韓国ドラマの社会意識の高さを実感した。
http://hayariki.blog.so-net.ne.jp/
林田力アニメ
http://hayariki.anime-japan.net/
林田力スポーツ
http://hayariki.kakuren-bo.com/
(姜成明(カンソンミョン)監督、2011年、85分)
 「韓国に行っても、ウリナラ(北朝鮮)に行っても日本人扱い。じゃ日本で暮らしているからって、日本人扱いでもないし。故郷はいっぱいあるけど自分にはホームがない…」
日 時:1月2日(月)~20日(金) 
場 所:シネ・ヌーヴォXにてロードショー。
http://hayariki.web.wox.cc/
News - 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://hayariki.wetpaint.com/news/
林田力オカルト、怪談、幽霊、ミステリー
http://hayariki.or-hell.com/
本書(イ・ジョンミョン著、裴淵弘訳『景福宮の秘密コード ハングルに秘められた世宗大王の誓い』上下巻、河出書房新社、2011年)は、朝鮮王朝の宮廷を舞台とした歴史小説である。主人公カン・チュユンは下級の司法役人で、宮城で起きた連続殺人事件を捜査する。事件の背後には保守的な儒学者と実用学派の政争があった。

中国の冊封体制下で平和を保ったイメージの強い朝鮮であるが、北方遊牧民の襲撃や中国との緊張関係など島国の日本にはない苦労が描かれる。巨大な大国と接していながら独自の民族文化を維持する強かさは賞賛に値する(林田力「中国のプレゼンス増大と日本(5) 強いコリア」PJニュース2010年9月30日)。

『景福宮の秘密コード』はダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』を連想させる。陰陽五行説や魔法陣、王宮の建物に隠された寓意が事件の鍵を握る。『ダ・ヴィンチ・コード』の主人公は象徴学の研究者であったが、『景福宮の秘密コード』の主人公は田舎育ちの無学者で、周囲の学者の教えを受けながら知識を得る。五行説などの詳しい知識のない読者層と同じレベルであり、読者と近い目線で謎が明らかになるため、引き込まれる。

下巻では保守派と実用学派の政争が明確化する。日本の江戸時代でも名分を重んじる朱子学と実践を重視する陽明学の対立があった。本書は朝鮮王朝初期で日本では室町時代に相当する。日本の一時代前の話であり、朝鮮文化の先進性を示している。

これまでは保守派も名分を重視する自己の信念に従っているだけで、考え方は異なっても悪とは断定できなかった。しかし、下巻では特権商人との結託が描かれる。一部の商人に特権を与え、キックバックを受けるという関係である。特権商人が不正な利益を得ることは人民の損失や困窮を意味する。この政官財の癒着構造は現代とも共通する。

ここには保守派の醜い実態が描かれている。表向きは立派なことを口にしても、人民を利用して搾取するだけの存在である(林田力「ネット右翼は東京都青少年健全育成条例で目を覚ませ」PJニュース2010年12月20日)。時代や国境を越えても保守の醜さは変わらない。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/
東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った : 林田力/著
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102708949/
林田力:東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕、犯罪者に
http://hayariki.x10.mx/
 年末の慌ただしい中、突然のイベントですみません。昔は「映画の街」だった東大阪市だったけど、映画館もどんどんなくなって、素敵な映画があんまり観れない! そんな状況って寂しいなーと思ったので、上映会をこれからやっていければとか考えました。今回はさるくびとシネマさんの力を借りて、モニターでの上映会になります。今後は、「映画のある日」として、ドキュメンタリーを中心に韓国や共和国、在日、女性問題など、いろんな映画を紹介できる場を作りたいなーと思ってます。クリスマス前の3連休、お時間のある方はぜひ。映画を観て、いろんなお話をしましょう。李信恵
※『女と虎と孤児』は、3世代の女性たちを通して、韓国における軍事化の歴史と、それが女性と子どもにあたえた影響を描いた作品。
日 時:12月23日(金・休)18:00 21:00
場 所:喫茶美術館(近鉄奈良線「小阪駅」下車)http://www.waneibunkasha.com/
参加費:1300円(1ドリンク付き)※事前申込制、できれば21日までに出欠をお知らせください。
協 力:さるくびとシネマ
http://hayariki.net/
林田力 新聞
http://hayariki.net/nikkan.htm
林田力こうして勝った
https://sites.google.com/site/hayariki9/
韓国イスラームの歴史-自己の信仰の歩みから-
講演者:金太容(Kim, DaeYong) 済州漢拏大学観光中国語通訳科教授
逐次通訳有り(韓国語―日本語)
期日:2011/12/21(水)13:30-15:30
場所:同志社大学今出川キャンパス神学館3階チャペル (地下鉄烏丸線[今出川]3番出口)
問合わせ 同志社大学神学部・神学研究科
http://bookmarks.yahoo.co.jp/mccwertyuiop1
  
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