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恫喝訴訟(SLAPP: Strategic Lawsuit Against Public Participation)は企業や団体が自らに都合の悪い批判意見や反対運動を封殺するために起こす訴訟である。都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせを目的とした裁判である。高額の賠償金が請求されることが多い。

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『ロマンスタウン』は韓国ドラマである。日本では家政婦を主人公とした『家政婦のミタ』が大ヒットしたが、『ロマンスタウン』も家政婦のドラマである。一見すると平凡であるが、問題のある一般家庭を舞台とした『家政婦のミタ』に対し、『ロマンスタウン』はセレブな街を舞台として家政婦とイケメン御曹司の恋愛模様を描くロマンティック・コメディである。

主人公スングム(ソン・ユリ)は貧乏と苦労の中で生きてきた。ドラマでは家政婦をせざるを得ない貧富の格差や雇い主の気紛れで解雇されるという厳しい現実を直視する。社会性を持たせながら、コメディとしての明るさを失わない。

その一因は立場の逆転をドラマチックに描く点にある。スングムは宝くじで大金を手に入れたが、それを隠したまま、家政婦として働き続ける。相手役のゴヌは御曹司であるが、ダサい肥満児であった。米国留学後に見違えるようになるが、金銭面では父親の試練によって一文無しにさせられる。

スングムは劇中で「おばさん臭い」と揶揄されているように地味であるが、明るさと健気さが次第に魅力的に見えてくる。『華麗なる遺産』のハン・ヒョジュを彷彿させる。韓国ドラマの元気さを再確認させる作品である。

『ロマンスタウン』は貧困家庭で育ったヒロインが宝くじで一等の百億ウォンに当選し、ハンサムに変貌した御曹司と恋に落ちる。お伽話のような展開であったが、後半は泥沼化する。

一番街のセレブも、それぞれに深刻な問題を抱え、金持ちから転落していく。一番の金持ちが元ヤクザという底の浅さである。金持ちと対比される家政婦連中も浅ましい。冒頭の少額の当選金の配分でも醜い争いを演じており、予想できたことであるが、予想以上の醜い争いが展開される。

キム・ヨンヒ(キム・ミンジュン)の台詞にあるように、金持ちにも金に汚い家政婦達にもウンザリである。だまされることが容易に予想される状況で、予想通りにだまされる展開はイライラさせられる。ステレオタイプでも心の貧しい金持ちと心の豊かな貧乏人という分かりやすい構図が物語には大切であると実感する。それ故に家政婦が金持ちに復讐するという展開になると面白くなる。散々浅ましさを見せつけられた家政婦仲間と示談してしまう展開も、金持ちへの復讐のための共同ならば理解できる。

そして宝くじと当選金の引き替えでは金持ちの嫌らしさを見せつける。相手の尊厳を無視し、自分の要求を全て押し通さなければ気が済まない。しかも自分の約束は少しも守らない。
http://hayariki.net/drama.htm#3
東急不動産(販売代理:東急リバブル)が不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした東急不動産だまし売り裁判でも、東急不動産はマンションだまし売りで売買代金の返還を余儀なくされた。しかし、東急不動産は売買代金を返還する時期になると、登記について当初の条件とは異なる内容を要求した。マンションだまし売り被害者の林田力が当然のことながら拒否すると卑劣にも売買代金の返還を拒否した。林田力は屈服せず、最終的に当初の条件で支払いを余儀なくされたが、東急不動産の卑劣さを強く印象付けた(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、93頁)。この経験があるためにドラマでの金持ちの卑劣さへの憤りは共感できる。
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期 間:4月~10月(毎月1回)18:30開場、19:00~【入場無料】
場 所:韓国文化院ハンマダンホール
 4/25「在日文化の現状」
     梁石日(ヤンソギル)さん(聞き手/スッカラ主幹 郭充良(クァクチュンリャン)さん)
 5/23「韓国地方の旅?文化も人情もホンモノは田舎にこそあり?」黒田福美さん
 6/27「韓国の味を読み解く」平松洋子さん
 7/25「私のパワースポット韓国」中上紀さん
 8/29「映画製作者にとっての韓国映画」大鶴義丹さん
 9/19「四百年の時空」十五代 沈壽官さん
10/24「日本人の韓国朝鮮観、新聞の見た韓半島」桜井泉さん
主 催:駐日韓国大使館韓国文化院 
企画協力:スッカラ
http://yaplog.jp/hayariki/
『私に嘘をついてみて』はカン・ジファンとユン・ウネを主演する韓国ドラマである。恋敵への見栄でついた嘘が元で、偽装夫婦になってしまった男女のロマンチックコメディである。ユン・ウネが演じるヒロインのコン・アジョンは公務員で、恋の相手はホテルのオーナーである。ウネは『宮 -Love in Palace』や『お嬢さまをお願い!』でも格差カップルを演じている。『宮』で見せた元気さと切なさを味わえる。
http://www.hayariki.net/drama.htm#2
パク・ソヒ著、佐島顕子訳の韓国漫画『らぶきょん LOVE in 景福宮』(新書館)が、2月24日発売の第27巻で完結した。『らぶきょん』は韓国ドラマ『宮 -Love in Palace-』の原作であるが、漫画はドラマとは異なる奥行を見せた。

『らぶきょん』は現代の韓国に皇室が存続していたら、という架空設定でイマドキの女子高生シン・チェギョンが皇太子妃になるというシンデレラ・ストーリーである。ドラマが日本でも放映されるや、『冬のソナタ』など中高年中心であった韓流ブームを少女にまで広げた(林田力「通販でゲットできる! 韓国ドラマのヒロインのファション大考察」日刊サイゾー2011年8月9日)。

原作以上にドラマで知られている作品であるが、原作には原作の味がある。ドラマはラブコメを基調にしながらも、シリアスなシーンではシリアスに徹し、視聴者を泣かせた。これに対して漫画はシリアスなシーンでもギャグや作者の突っ込みが入り、シリアスに徹していない。ドラマに感動した向きには残念な演出になるが、お涙頂戴で安易な人気取りを目指さない作品の芯の強さが存在する。

ストーリーはドラマ以上に深刻である。皇太子夫妻は完全に破局し、離婚する。一般人に戻ったチェギョンには新しい彼氏もできる。これが最終巻の開始した状況である。愛する二人をもってしても、皇室という制度が高い壁となっている。シンデレラ・ストーリーで終わらない、社会の壁にぶつかって葛藤する現代女性の物語になった。

ドラマでは渋い父親になっている皇帝であるが、漫画では若作りで、アイドル好きという属性もある。チェギョンとシン王子、ユル王子、ミン・ヒョリンら若者中心の物語であったドラマに対し、漫画では皇帝が義姉との愛憎入り混じる対決に主体的に関わり、皇帝と皇后の物語にもなっている。

ドラマでは最後に改心して身を引くというステレオタイプな悪役のユル王子母子であったが、マンガでは過去の罪を直視しながらも、ふてぶてしさを保っている。このポジションは珍しい存在である。一般に敵役は過去を反省せずに悪事を繰り返す悪人か、罪を認めて主人公の信奉者に豹変する節操なしに二極化する傾向がある。

ドラマでは人気歌手のキム・ジョンフンが演じ、シン王子派とユル王子派に人気を二分するほどの人気があったユル王子であったが、ユル王子派からすればユル王子が可哀想すぎて救われない展開であった。マンガでもユル王子のラストは自意識過剰すぎて別の意味で可哀想であるが、その自信と明るさは救いである。(林田力)
http://hayariki.net/manga.htm#2
『パラダイス牧場』は東方神起のチャンミン初主演の韓国ドラマである。財閥御曹司のハン・ドンジュ(チャンミン)とイ・ダジ(イ・ヨニ)は大恋愛の末に周囲の反対を押し切って結婚するが、半月で破局する。それから6年後、ダジは済州島のパラダイス牧場で獣医と馬の調教師をしていた。リゾート開発のために済州島を訪れたドンジュはダジと再会する。
当初は反発するドンジュとドンジュにハンサムなユンホ(チュ・サンウク)、ドンジュにアプローチするジニョン(ユ・ハナ)とラブコメ定番の四角関係が展開される。さらに済州島の美しい自然を背景に、自然や住民の生活を破壊するリゾート開発業者との攻防がドラマを深めている。劇中では開発反対運動のデモまで描かれる。
リゾート開発が住民を苦しめることのないようにするとのドンジュの言葉が印象的である。これは現実業者の姿勢とは大違いである。たとえば東急電鉄は静岡県のゴルフ場・ファイブハンドレッドクラブや別荘地ファイブハンドレッドフォレストの下水処理コストを近隣住民に添加させているとして住民から反発を受けている(林田力「東急電鉄がニュータウン管理組合と係争=静岡(上)」PJニュース2010年11月15日)。
ドラマでは「リゾートマンションの開発で住民も豊かになる」という開発業者の欺瞞的なセリフも飛び出す。エンタメ色の高い作品でも社会派的視点を忘れない韓国ドラマの社会意識の高さを実感した。
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林田力アニメ
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林田力スポーツ
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(姜成明(カンソンミョン)監督、2011年、85分)
 「韓国に行っても、ウリナラ(北朝鮮)に行っても日本人扱い。じゃ日本で暮らしているからって、日本人扱いでもないし。故郷はいっぱいあるけど自分にはホームがない…」
日 時:1月2日(月)~20日(金) 
場 所:シネ・ヌーヴォXにてロードショー。
http://hayariki.web.wox.cc/
News - 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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林田力オカルト、怪談、幽霊、ミステリー
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