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恫喝訴訟(SLAPP: Strategic Lawsuit Against Public Participation)は企業や団体が自らに都合の悪い批判意見や反対運動を封殺するために起こす訴訟である。都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせを目的とした裁判である。高額の賠償金が請求されることが多い。

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2011/12/23 (Fri)
『景福宮の秘密コード』東洋のダ・ヴィンチ・コード
本書(イ・ジョンミョン著、裴淵弘訳『景福宮の秘密コード ハングルに秘められた世宗大王の誓い』上下巻、河出書房新社、2011年)は、朝鮮王朝の宮廷を舞台とした歴史小説である。主人公カン・チュユンは下級の司法役人で、宮城で起きた連続殺人事件を捜査する。事件の背後には保守的な儒学者と実用学派の政争があった。

中国の冊封体制下で平和を保ったイメージの強い朝鮮であるが、北方遊牧民の襲撃や中国との緊張関係など島国の日本にはない苦労が描かれる。巨大な大国と接していながら独自の民族文化を維持する強かさは賞賛に値する(林田力「中国のプレゼンス増大と日本(5) 強いコリア」PJニュース2010年9月30日)。

『景福宮の秘密コード』はダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』を連想させる。陰陽五行説や魔法陣、王宮の建物に隠された寓意が事件の鍵を握る。『ダ・ヴィンチ・コード』の主人公は象徴学の研究者であったが、『景福宮の秘密コード』の主人公は田舎育ちの無学者で、周囲の学者の教えを受けながら知識を得る。五行説などの詳しい知識のない読者層と同じレベルであり、読者と近い目線で謎が明らかになるため、引き込まれる。

下巻では保守派と実用学派の政争が明確化する。日本の江戸時代でも名分を重んじる朱子学と実践を重視する陽明学の対立があった。本書は朝鮮王朝初期で日本では室町時代に相当する。日本の一時代前の話であり、朝鮮文化の先進性を示している。

これまでは保守派も名分を重視する自己の信念に従っているだけで、考え方は異なっても悪とは断定できなかった。しかし、下巻では特権商人との結託が描かれる。一部の商人に特権を与え、キックバックを受けるという関係である。特権商人が不正な利益を得ることは人民の損失や困窮を意味する。この政官財の癒着構造は現代とも共通する。

ここには保守派の醜い実態が描かれている。表向きは立派なことを口にしても、人民を利用して搾取するだけの存在である(林田力「ネット右翼は東京都青少年健全育成条例で目を覚ませ」PJニュース2010年12月20日)。時代や国境を越えても保守の醜さは変わらない。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/
東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った : 林田力/著
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102708949/
林田力:東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕、犯罪者に
http://hayariki.x10.mx/
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